幻の・・・は、さまざまだけど今回はヒョウ

 

 アゼルバイジャンの山奥に生息するというコーカサスヒョウ。

世界的に絶滅が危惧されるビッグキャットの保護活動のため、調査隊はアゼルバイジャンに向かいます。

現地に誰よりも詳しい案内人とともに国立公園に入り、とある洞穴で足跡とイノシシの糞を発見。

一度下山して軍の協力をとりつけ、ロシアの大型ネコ科動物の専門家も調査に加わります。

再び山へ。困難もありましたが、カメラをしかけ、首都から持ってきたヒョウの糞を置いてまた下山。

ヘリと車と徒歩で山に入ると、大きな足跡を発見。

もしかしたら、カメラがヒョウをとらえているかもしれないと一同は期待します。

大きなオスのヒョウの動画が撮影できていました。ヒョウ、good job!

また別のカメラ、洞穴に設置したものには2頭のオスが写っていました。静止画も動画もあります。

 

 2014年国際環境問題行動委員会において、大型ネコ科動物の専門家会議が開かれることになっています。

そこで、コーカサスヒョウの保護を訴える際の確たる証拠になります。

調査隊代表は、コーカサスヒョウの保護を訴えます。

 

 推定体重100kgというコーカサスヒョウは、人間との接触を嫌がるため、ほとんど目撃されたことがなく

幻のヒョウと言われています。今回の調査で保護活動に弾みがつけば、学者の調査によりさまざまなことが

わかるかもしれません。

あの山奥に分け入っていくのは、体力に覚えのある人でも相当大変でしょうね。

ビッグキャットファンとしては、正確な生息数がわかれば、もっと身近に感じることができるのではないかと思います。

アフリカのイヌ科とネコ科

 

 イヌ科はリカオンとジャッカル。ネコ科はライオン、ヒョウ、チーター。

ハイエナはどちらでもありませんが、ネコ科とイヌ科の周囲で生きています。

圧倒的に強いネコ科は、ライオンですね。体が大きく群れを作ります。

オスは群れを守らなくてはなりません。よそから来た若いオスに群れを乗っ取られたら、

殺される前に群れを出ます。新しいボスのオスは、メスの発情を促し、自分の遺伝子を残すため

子供たちを殺します。

でも、クランと呼ばれる群れの成員の数が多いのはハイエナ。

ライオンの獲物を横取りするため、ライオンに襲い掛かります。狩りもしますが、

横取りばっかりします。楽だものね。

 

 リカオンは最上位のメスだけが子供を持つことができ、子供優先の社会です。

大人たちは狩りをして食べると、群れに帰り、子供たちにもどして与えます。

ジャッカルはつがいと子供の家族単位。狩りも横取りもします。

 

 ヒョウは単独行動で狩りは夜。待ち伏せします。

獲物を奪われないようにくわえて木に登りますが、ライオンは木登りができるの追いかけてきます。

しかし、枝が細く届きません。仕方なく諦めますが、よろめきながら降りて、なんともみっともない。

 

 チーターはアフリカのネコ科の中では体格が最も小さく、狩りはライオンが寝ている昼間に行います。

走り始めて3秒で時速100kmになるとはいえ、小さいため、よく横取りされます。

ずっと昔からイヌ科とネコ科は、縄張りと獲物が重なっても生きてきました。

チーター、頑張れ

 

きょうはまとめて

 

 欲しいコットン100%の糸がありますが、現在売り切れ。再入荷を待っています。ナショジオ、もう少し続きます。

 

 世界大自然紀行は、カナダ。東から西へ動物を追います。

ニューファンドランドには、シシャモの大群が繁殖のためやってきます。

海岸で産卵するため、カモメとカツオドリを呼び寄せます。

メスは波が海に戻してくれるので、もう一度産卵することもありますが、

オスは多くが死んでしまいます。ザトウクジラもシシャモ目当てにカリブ海から長旅を。

1日に1トンものダイナミックな食事。

 

 北に行くと、北極圏です。クズリやホッキョクグマがうまく環境に適応しています。

木々とたわむれるホッキョクグマを見ることができるのは、ここだけ。

夜行性のモモンガは冬眠せず、木から木へ元気に滑空します。

 

 プレーリーはかつてメキシコにまで広がっていました。アメリカバイソン、ライチョウ、フクロウ、

プレーリードッグ、プロングホーンなど動物の宝庫。ロッキー山脈はビッグホーンの楽園。

 

 西の山岳地帯にはシロイワヤギが生息。目がくらみそうなのに。西海岸の森には、毛が白いアメリカクロクマ、スピリットベアが

生息。クロクマに追われてもめげません。かわいかった。

 

 ビッグキャットスペシャルですが、カムチの1回目の放送と同じ話題でした。

縄張りを争ったのは、ンセフの群れでした。

 

 ビッグキャットスペシャルは、ボツワナのライオンとチーター。

2頭の娘がいる母ライオンは、子供が群れのオスにいじめられるので、一旦群れを離れます。

4頭のチーターは、自立するとき。せっかくけがをした1頭のヌーを追い詰めても、とどめのさしかたがわからず

逃げられたり、インパラの子供を追い詰めても、チーターを初めて見るインパラが逃げないので、戸惑ったり。

なんとかインパラを仕留めます。しかし、

ゾウの群れに追い払われインパラはハイエナに横取りされ、もうさんざんです。

それでも経験を積み、捕食者となっていきます。

母ライオンは優秀なので、娘たちを失うことなく群れに合流させることができました。

オスライオンは血気盛ん。父と母にたしなめられるばかり。

独り立ちするとはいえ、兄弟もいるのに、初めは捕食者も失敗ばかりでもどかしかったな。

ライオンは安心して見ていられました。

 

 

イエネコは野生と飼育のはざまにおり

 

 イエネコと大型ネコ科動物とを比較します。

9500年前のキプロス島の遺跡でネコと人間が共に埋葬されています。

われわれとネコとの付き合いはそれくらい古いのだとか。

ヒトが世界へと進出するにしたがい、ネズミとネコとが広がっていきました。

 

 狩りの動きをペットのネコとヒョウとで細かく比べて見てみると、全く同じです。

ネコも大型ネコ科動物も、雨に濡れるのを嫌います。自分の匂いが流されるからです。

食べ物と縄張りとは死活問題なので、メスもマーキングします。これもネコと大型ネコ科動物の一致点。

貧血防止に葉酸を取り入れるため草を食べるのも同じ。

夜目に優れているので、色がはっきり識別できなくとも問題ないのも同じ。

赤ちゃんを安全な場所へ運ぶため、首を噛んでうなじに圧力を加えて動かなくするのも同じです。

目がよく見えず、耳もまだちゃんと聞こえない赤ちゃんが、鼻でおっぱいのありかを嗅ぎ分けるのも。

 

 違いといえば、目。

ネコの瞳は明るいと細長く、暗いと丸くなります。瞳を自在に丸くしたり補足したり、

まぶたを開いたり少し閉じたりして、最適なものの見え方にします。

一方ライオンの瞳は、明るくても丸いまま。細くならず、まぶたのみで調整します。

イエネコは、人間がいなくなった世界でも生きていけるとか。逞しいですね。

「ねこかわいがり」されてきた子たちも、そうでしょうかね。

始まりは小さなプライド

 

 ルワンダの国立公園に7頭のライオンが南アフリカから連れてこられました。

オス2頭は兄弟ですがメス5頭に血縁関係はありません。

ライオンが15年いなかったため、ここの草食動物はライオンを知りません。

 

 ライオンは血縁関係がないので、まだプライドと呼ばれる群れにもなっておらず、

狩りができません。血縁関係があれば、狩りにおける自分の役割をしぜんと学んでいきます。

最年長のメス、シャマは単独で狩りを成功させます。

繁殖の季節を迎え、自分の優秀さをオスにアピールすることができました。

オスのインドロと交尾をし、やがて群れを離れて出産します。

待ち伏せ作戦で狩りをし、3頭の子供を養います。

他にもカジというメスが繁殖の時期になり、インドロと交尾をします。

 

 残りのメンバーは、インドロをリーダーとして群れの体をなしていきます。

4頭のメスもチームで狩りができるようになりました。

カジが出産したのかはわかりませんが(そこまでは放送がなかった)、

シャマは間もなく子供たちをお披露目することができそうです。

オスのみが実の兄弟の、いわば寄せ集めでも、プライドができれば大成功です。

起伏に富んだ、獲物が多いこの地でライオン社会が久しく続くように願います。

 

 webでは放送予定が21日までとなっています。