午後からはワニ日和

 

 似鳥 鶏:著 文春文庫

 

 動物園の飼育員「桃さん」が主人公の動物園ミステリー。 ある日の夕方、園内に異状がないか確認するため、管理棟に向かっていた桃さんは、広報係の村田さんと遠藤さんから動物を盗んだ旨の電話を受けたと聞かされる。3人で爬虫類館へ行ってみると、イリエワニ1頭を盗んだという貼り紙を見つける。

捜査が難航しているのを知ってか知らずか、違う種類の動物も盗まれる。桃さんは女性獣医と事件解決に乗り出す。

 

 イリエワニは顎の力は動物界ナンバーワン。あの獰猛な生き物を盗むなんて無理があるでしょう。携帯にかかってきた番号と、ある単語のスペルを同時に覚えるなんて現実離れしているな。獣医さんは、捜査一課の刑事のように勘が働き、動きに無駄がないし。おまけに推理も鋭い。登場人物の名前がほとんど名字だけなので、しばらく読まないと性別がわからない。あの、プロなら、登場人物のフルネームくらいちゃんと考えてほしいです。

自分にとってこんなにストレスフルな作品も珍しかったです。

続編も含めて結構著作はありますが、 丁重にお断りする。

節約は災いのもと

 エミリー・ブライトウェル作 田辺千幸訳 創元推理文庫

 

 「家政婦は名探偵」シリーズ第4作。

風邪をひいているのに、病院の霊安室で遺体の検分をする羽目になったウィザースプーン警部補。被害者は採掘会社を経営しているアメリカ人男性ジェイク・ランダル。銃で撃たれてテムズ川に浮いていた。 一方警部補の自宅では、投資の一部があまりうまくいっていない警部補から節約してほしい旨を伝えられた使用人たちは、怒り心頭。ジェフリーズ夫人は、馬にひもじい思いをさせたり、使用人を凍えさせたり、パンと水だけで過ごさせようとしているわけじゃないと皆をなだめる。

被害者はアメリカのコロラド州で銀鉱山を経営しているという話だが、どうも胡散臭い。いつものように使用人探偵団が結成される。

 

 今回は容疑者全員に殺人の動機およびアリバイがあるため、ウィザースプーン&バーンズコンビも、使用人探偵団も捜査がスムーズにいきません。それでも辛抱強く容疑者宅を訪れて事情を聴く警部補コンビ。ジェフリーズ夫人もあるお宅を訪問し、家政婦から上手く話を聞き出します。そのときの2人の会話はなかなかシニカルです。「使用人を雇う女性はずっと座ってばかりで、脚がまだ動くのが不思議なくらい」なんて。おっしゃいますね。いつものように夕食の席で、警部補から捜査について話を聞かせてもらうジェフリーズ夫人。そしていつものように警部補に、次にどうするべきか一見謙虚にヒントを出します。やがて少しずつパズルのピースが見えてきて…。

メモに気づいたジェフリーズ夫人はさすがです。推理小説や刑事ドラマが好きな人はピンと来るのでしょうが、まさかそうするなんて。全然気づかなかったわ。

 

 この作品中で使用人仲間のベッツイとスミスの過去が明らかになります。結構厳しい半生でした。でも、警部補のお宅にお世話になって、本当によかったです。

 

 えー、次回作は出るのでしょうか?

 

1日おきにですが

 

 15分から20分歩いています。昨年夏半月板を痛めてしまったので、まずは1日おきに歩いてみて、痛みや違和感がなければ毎日歩くつもりです。たぶん気のせいですが、歩いた翌日の最低血圧は下がっているので、脚の筋トレだけではいけないなと思っています。高齢者になってから、変形性膝関節症で歩けなくなるのはいやですから、筋トレもしていますが、歩かない日には筋トレだけというのもねぇ。何か足りない気がします。毎日歩いて筋トレもやるのがベストでしょうか。 今まで全く運動の習慣がなかったので、特に筋トレはつらかったです。が、習慣になるとつらさも軽くなってきました。回数をもう少し増やそうかとも考えましたが、歩く+筋トレをしばらく続けてみようかな。

 むくみ防止のための踵の上げ下げも、毎日やっていたらだいぶましになりましたから。さあ、どうなりますか。わくわくすっぞ。

謎解きはスープが冷める前に

 コニー・アーチャー:作 羽田詩津子:訳 コージーブックス

 

 舞台はアメリカのバーモント州スノーフレーク村。ヒロイン・ラッキーが両親を交通事故で亡くし、故郷に帰ってきます。両親は、"バイ・ザ・スプーンフル"というスープのお店を経営していました。とは言ってもシチューやサンドイッチも提供していますが。

ラッキーの肉親は、祖父ジャックだけになってしまいました。 アパートの大家のエリザベスは、ラッキーが赤ちゃんの頃から知っているため、実の娘のようにかわいがってくれます。

年上の医師イライアスに食事に誘われたり、ジャックが認知症を疑わせるようなことを言ったり、多額のツケのレシートを発見したりと目まぐるしい日々。お店は、シェフのセージとウエイトレスのジェニー、メグ、ジャック、ラッキーとで切り盛りしています。

 

 ある日、セージがゴミを出しに行ってなかなか戻りません。心配して様子を見に行ってみると、村の住人ではない女性客パトリシア・ハニウェルが死体となっていました。さらに悪いことに、セージが容疑者として逮捕されます。 両親が高く評価していたシェフが人を殺すなんて信じられない。素人探偵ラッキーの誕生です。

 

 殺人事件など起きたことがない小さな村で、早々と逮捕された容疑者は、誤認逮捕の場合が多いですね。まあ、疑われるようなことがあったのは事実ですが。 探偵業は順調に進みますが、お客さんはぱったりと来なくなり、食器洗い器は故障し、店の大家は嫌味を言いながら家賃を催促し、銀行の残高は心細くなりと、経営のほうはもう散々な有様です。 セージの弟レミーが、セージの釈放まで料理を手伝ってくれたらいいのにと思っていたら、ちゃんとやってくれました。

 

 合い間にセージとレミーの子供時代の暮らしぶりが長めに書かれています。どんな育ち方をしたのかがポイントだからでしょうか。

ジャックは認知症ではありませんでした。真犯人はとても意外な人物でした。罪を犯すまでも侮辱されていたのだから、あんな最期はかわいそうすぎるな。 余談ですが、ローズマリー、メリッサ、セージ。作者はハーブがお好きなのでしょうか。

次回作が楽しみな作品が増えました。

少しだけましになった?

 

 生理不順についてです。

一度生理が来ると、はじめの1週間くらいはいつもの生理ですが、その後は少しの出血が何日も続く状態でした。ひどいときにはそのまま翌月の生理になることもありました。

ですが、今月はいつもの生理のあと少しの出血が2週間ほどで終わりました。

ほんの少し、閉経に近づいたのでしょうか。

 

 よく"時間薬"といいますが、時間が来るといつかは更年期も終わりますね。

むくみも、謎の筋肉痛もいつかは終わるのね。

そういえば、突然の発汗とホットフラッシュはいつの間にかなくなりましたもん。

早く終わってほしいな。